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狭量のおとしあな

  • 執筆者の写真: idennsi .
    idennsi .
  • 2024年3月2日
  • 読了時間: 2分

 

「相手の考えていることがわかる」とかいうセリフが苦手。自分の尺度で勝手に相手を理解した気になっているような傲慢さを感じる。


一方で、これを憎みすぎて自分は「相手の価値観を想像する」ということを怠っていたんじゃないかと思う。


え?相手の価値観を想像しないの?

ヤベーヤツじゃん!!


という頭の中の声はおいといて⋯


これの恐ろしいところが、「相手の価値観を想像しない」と「相手の価値観を尊重する」が同居できるという点。


ネガティブなことに関しては自身が狭量なので、「自分がされて嫌なことはしない」でそこそこ問題なくすごせる【落とし穴1:相手の価値観と照らしていないのに気づかない】


逆にポジティブなことに関しては、とりあえず自分が嬉しいと思うものごとをわたして、「同じだったら嬉しいな」的な感じの処理をよくする。【落とし穴2:相手の価値観の想像の放棄】


コレ。


コレ!!!!!!!!!


他者の価値観を尊重する姿勢だけはあるのに、他者の価値観の想像は放棄するという、なんでこんなヘンな状態になるのか?

以下二点が環状になっているからだと考えられる。


・自身が他者から理解されにくい思考をする場面があるので、勝手に想像してほしくない、そのままにしてほしい【自身の価値観の尊重】

↑↓

・相手の価値観を変に勘繰ったら自身が他者を「理解できないのに勝手に想像してる人間」になるので、ハナから想像しないようにしてる【他者の価値観の尊重/他者の価値観の想像の放棄】


こういう循環で、相違する価値観を尊重するが、想像はしない人間ができあがるというワケ。


となると結局、「自分だったら嫌だな」「自分だったら嬉しいな」という、相手を見てないコミュニケーションにしかならない。

冒頭で書いた「自分の尺度で勝手に相手を理解した気になってる」と比肩するひとりよがり力。


も~本当にいかに「自分自分自分…」な人間かというのがわかる。


今後は自分を一旦すみにおいて、決めつけないレベルで、相手の価値観だとこれはどう思うだろう?というのをもっと考えていきたい。何年生きとんねん。はい、モラルハザード。

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